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「グローバルMX-5カップ・ジャパン」が合同テストを実施

シーズン最終戦に備えての準備は万端?

7月26日、「グローバルMX-5カップ・ジャパン」の今シーズン2度目の合同テストが富士スピードウェイで行なわれた。このテストは9月24日に開催される2018年のシリーズ最終戦に備えるもので、当日のスピードウェイは薄曇り。日陰に入ると涼しさを感じるほどということもあって、テストには絶好のコンディションとなった。

今回参加したのは1号車・堤優威、06号車・小原健一、88号車・村上博幸の3台のみだったが、マツダが所有する55号車も試乗車として用意された。この機会に海外からのゲストや、同日開催されたロードスター・パーティレースⅢのテスト参加者など、多くのドライバーがカップカーのステアリングを握った。

カップカーの走行は9時30分からと、11時からの2回でそれぞれ60分間。最初のセッションでは、現在3連勝中の堤が出した2分03秒741がトップタイム。村上が2分04秒187、小原が2分05秒718で続いた。

2 度目のセッションも3選手とも順調に周回を重ねタイムを削った結果、堤が2分03秒384、村上が2分04秒088、小原が2分05秒025と、全員がベストラップを更新してテストを終了した。

堤は「セッティングは最初からベストに近い感じで走ることができましたが、自分の運転のほうで1コーナーなど第1セクターに課題があるのがわかりました。本番まで練習があまりできないので、少し悩ましいです」と、トップタイムでも表情はいまひとつ。一方で村上は「いい練習になりました。富士ももちろんですが、まずは次の岡山に備えて、準備していきたいです」と語り、小原も「今日は大きなトラブルもなく、走り込むことができました。来てよかったです」と笑顔でコメントした。

「グローバルMX-5カップ・ジャパン」の今シーズンもいよいよ残り2戦。次の戦いは8月19日に岡山国際サーキットで開催される第4 戦となる。なお、8月19日に岡山国際サーキットで開催される第4戦で、1号車を走らせるCABANAレーシングでは山野直也をドライバーに起用することが明らかになった。この日は十勝スピードウェイで86/BRZレースが開催されているため、堤優威はそちらに出場するための処置。もちろん9月24日の最終戦・富士ラウンドには、堤優威が 4勝目とチャンピオンを目指して参戦する予定だ。

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