ベースは1.4&2リッターモデル
アウディ・ジャパンは、「アウディA4」に人気の高いオプションや内外装の装備を充実させた特別仕様の「タキシードスタイル」を設定。8月20日より発売を開始した。
ベースはセダンとアバント(ワゴン)の「1.4TFSI」および「2.0TFSIクワトロ」。消費税込みの車両本体価格は、セダンの1.4タキシードスタイルが589万円で同アバントは618万円。セダンの2.0タキシードスタイルは711万円でアバントは740万円となり、4車種それぞれ125台ずつの500台限定で販売される。
その内容だが、ボディカラーに専用色の「マンハッタングレー」をはじめ「グレイシアホワイト」、「ミトスブラック」、「タンゴレッド」の4色を用意(すべてメタリックペイント)。外装はスポーティな「Sラインエクステリア」に、マットチタンルックとV型5スポークのポリッシュ加工が印象的なアウディスポーツ19インチホイールを装備。さらにLEDのヘッドライトとリアコンビネーションライトを与えた品格のあるスタイルに仕上げられる。
インテリアでは12.3インチ液晶ディスプレイを用いる「バーチャルコックピット」や「アシスタンスパッケージ」を追加。快適・安全装備も充実させている。また2.0のタキシードスタイルに採用されるLEDヘッドライトは、センサーからの情報によって適切に照射範囲を変え、広い視界を実現する「マトリクスLEDヘッドライト」が奢られる。
なお、インテリアには通常はパッケージオプションの一部として提供されるパーシャルレザーを用い、カラーはブラックを基調とすることでタキシードスタイルという名にふさわしい華やかさとフォーマル感を両立した仕立て。ドライバーサイドにはシートメモリー機能も追加されている。
A4といえば、前身の80から数えて1200万台を超える販売実績を持つアウディの代表的プレミアムモデル。タキシードスタイルはその魅力を強化する装備を追加しつつ、1.4 TFSIでは約130万円相当の追加を74万円、2.0 TFSIでは約140万円相当のところ87万円の価格上昇に控えた仕様だけに、購入を検討している人は要注目の存在といえるだろう。