装着車が上位を独占
去る8月12日から18日に開催されたFIA公認国際ラリー大会、「第23回アジアクロスカントリーラリー（AXCR：アジアンラリー）2018」において、東洋ゴム工業（トーヨータイヤ）がSUV用タイヤ「OPEN COUNTRY M/T」を供給、サポートしたチームがAUTO部門で総合優勝。この本格派オフロードタイヤ「OPEN COUNTRY M/T」は、2015年から4年連続で同競技の単独優勝マシンに装着され、今大会で4連覇を果たしたことになる。
23回目を迎えた本大会は、タイ王国パタヤをスタートし、隣国カンボジアの首都プノンペンに至る約2,200kmを走破する競技。5月中旬から雨季となった現地は雨にぬかるみ、泥道となったジャングル地帯や滑りやすい岩場の山岳地帯といった過酷な路面条件となるため、悪路走破性のみならず、ブレーキ性能、トラクション性能や耐外傷性といった本格的なオフロード走行に必要なタイヤ性能がレースの行方を左右する重要ファクターとなっている。
トーヨータイヤの「OPEN COUNTRY M/T」（タイヤサイズ：LT235/85R16）を装着したナタポン・アングリッタノン選手チームがAUTO部門で総合優勝を飾り、同タイヤを装着したSirichai Sricharoensilp選手チームが3位、Wongwirot Palawat選手チームが4位に入賞と、上位4位中3チームが「OPEN COUNTRY M/T」装着車両となった。また、同じく「OPEN COUNTRY M/T」を装着した俳優の哀川翔さん率いるチーム「レーシングデベロップメントFLEX SHOW AIKAWA Racing」は、並みいる世界的なオフロードレーサーの中で、見事16 位で完走を遂げている。
