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ランボルギーニが最強の「アヴェンタドール」を発表

世界900台限定で日本では税抜き5154万8373円で発売予定

ランボルギーニは、8月23日に米国カリフォルニア州モントレーで開催されたイベント「クワイル:モータースポーツ・ギャザリング」において、「アヴェンタドールSVJ」をワールドプレミアした。

このモデルはベースのアヴェンタドールSをさらに高性能としたもので、今回の発表直前にニュルブルクリンク北コースで6分44秒97という市販車最速のラップタイムをマークしている。

モデル名に添える「SVJ」は、SVが高性能仕様であることを示すスーパーヴェローチェ、Jは「Jota(イオタ)」を表すイニシャルで、サーキットにおける高いパフォーマンスにフォーカスしたモデルに与えられる同社の伝統に則ったサブネームである。

ミッドシップマウントされる6.5リッターV型12気筒エンジンは770ps/720Nmを発揮。乾燥重量で1525kgのボディを停止から2.8秒で100km/hに到達させ、200km/hまでは8.6秒、最高速は350km/h以上におよぶ、高水準の性能が与えられている。

エクステリアでは、標準のアヴェンタドールSと比べて、随所に違いが見られる。エアロダイナミクス性能がさらに追求されており、ランボルギーニ独自のエアロダイナミクス技術であるALA(エアロディナミカ・ランボルギーニ・アッティーバ)の進化版である「ALA2.0」を導入。サイドフィンが一体化されたフロントバンパーや、フロントスプリッター、エンジンフード、リアウイングなどは、SVJ独特のデザインだ。

さらに同時期に開催されたイベント「ペブルビーチ・コンクールデレガンス」では、「アヴェンタドールSVJ 63」というスペシャルモデルも披露。これはランボルギーニの創業年である1963年に敬意を評したモデルで、63台のみが生産される。

アヴェンタドールSVJは、世界限定900台が限定で生産される予定。カスタマーへの納車は2019年の初頭からで、価格は欧州では34万9116ユーロ(税抜き)で、日本では5154万8373円(税抜き)と発表された。

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