ご当地情報
A:小渋温泉 赤石荘
秘境ムードあふれる宿で山の恵みを食べつくす
国道152号(分断国道)の大鹿村から、県道235号を南アルプスに向かって3kmほど登ったところにある一軒宿。小渋川が刻んだ大きな谷に面し、背後には標高3121mの赤石岳がそびえる。この宿で出される料理は、その自然が育んだ猪、鹿などを使ったジビエ(野生鳥獣の食肉)料理。本格的な山の幸を存分に味わうことができる。
●1泊2食付8,790円-/日帰り入浴料500円(11:30-19:00)/大鹿村大河原/Tel:0265-39-2528
B:鹿塩温泉・山塩館
弘法大師が見つけた山中の天然塩水
塩不足に困る村人のため、弘法大師が探し当てたと伝えられる鹿塩の天然塩水。これを温泉に利用しているのが山塩館だ。湯はかなりしょっぱいが、にがり成分をほとんど含まないためか入浴感はさっぱり。宿の夕食、鹿肉のロティー、イワナの昆布締め、鯉の塩焼きといった山里ならではの料理にも、ここで採れた山塩が使われる。
●1泊2食付11,880円-/日帰り入浴料800円(10:30-14:00)/大鹿村鹿塩631 /Tel:0265-39-1010