シャシー性能も強化
ホンダはスーパースポーツモデルの2代目NSXの改良モデルを10月25日に発表。同日より購入申し込みを受け付ける。
「人間中心のスーパースポーツ」という初代NSXのコンセプトを継承した2代目モデルは、3.5リッターV6ツインターボをミッドシップに搭載し、ホンダ独自の電動化技術である3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD」と9速DCTを組み合わせることで、内燃機関だけでは実現不可能なレスポンスとハンドリング性能を実現。2016年8月の登場以来、当初の計画を上回る約400台のオーダーを記録し、スーパースポーツ(2,000万円以上)カテゴリーで首位をキープしている。
今回の改良では、ボディカラーに「サーマルオレンジ・パール」を、インテリアには「インディゴ」の新色を追加。新開発の専用タイヤ「コンチ・スポーツコンタクト6」を採用するとともに、サスペンション各部を見直してフロントスタビライザーを26%、リアスタビライザーを19%、リアコントロールアームブッシュを21%、リアハブを6%にそれぞれ剛性をアップ。走行モードが選べる「インテグレーテッド・ダイナミクス・システム」の各モードの制御を最適化。アクティブ・ダンパー・システム、VSA、EPSの制御や「SPORT HYBRID SH-AWD」の駆動配分制御を熟成させている。
また、エクステリアではフロントグリルを従来のシルバーからボディ同色に変更して、ワイド&ローなスタイリングをより際立たせ、前後のメッシュパーツやカーボンパーツ(オプション)を従来のマット仕上げからグロス仕上げに変えて質感を向上。カーボンセラミックブレーキローター(オプション)にも、ブレーキキャリパーに新色のオレンジを追加したほか、インテリアではセミアニリンレザー×アルカンターラ(オプション)のパワーシートで選択可能な「インディゴ」を追加。セミアニリンフルレザーパワーシート(オプション)でもレッドが選べる。なお、従来はオプション設定の一部であったアルミ製スポーツペダル&フットレストを標準装備化している。
車両本体価格は23,700,000円(税込)。10月25日(木)から全国NSX PERFORMANCE DEALERで購入申し込みを受け付け、2019年5月に発売。受注生産となるので納車までは約半年から1年とのこと。
NSX 2019 MODEL公式サイト https://www.honda.co.jp/NSX/