最高出力は600psをオーバー
レクサスのラグジャリークーペである「LC」に設定されるとウワサのあった高性能バージョン、「LC F」のプロトタイプと思われる車両がカメラに捉えられた。
ご存じ通り、レクサスにおける「F」の称号は最高峰のテクノロジーを凝縮した高性能モデルに与えられるもの。「LFA」を頂点に、これまでは「GS」や「RC」などに設定されていたが、ついにLCにも設定されることが確実となった。
次期「スープラ」のプロトタイプとともに現れた開発車両では、冷却効果を高める巨大なコーナーエアインレット、フロントスプリッター、ワイドなホイールアーチ、ディフューザー、未完成ながらクワッドエキゾーストパイプといったアグレッシブなエクステリアが見て取れる。ちなみに、ボディ本体もカーボンファイバーを駆使してベースモデルから大幅な軽量化が実施されているという情報もある。
注目のパワーユニットは、4リッターV8のツインターボが搭載されるという説が有力で、その最高出力は620ps以上といわれている。もし、それが実現すればメルセデスAMGの「E63」やBMWの「M5」を凌駕するクラス最強モデルの誕生となるわけだ。