モデル3日本上陸!
実業家イーロン・マスクCEOが率いる、EV(電気自動車)メーカー「テスラ」の新型コンパクト「モデル3」が日本初上陸。そのメディアおよびテスラ・オーナーと予約客向けのプレビューイベントが、11月8日(木)に国内4店舗目で初のショッピングモール型拠点「テスラ ラゾーナ川崎」において開催された。
公開された「モデル3」は、全長4694×全幅1849×全高1443mmの5人乗りサルーンで、搭載バッテリーに応じた航続可能距離により、後輪駆動のスタンダードモデル「ミッドレンジ(約418km/約5,190,000円)」と、0-100km加速4.5秒のAWDモデル、「ロングレンジ(約498km/約5,980,000円」。0-100km/h加速3.3秒を誇る高性能版AWDモデル「パフォーマンス(約498km/約7,230,000円」の3グレード展開(数値/価格は北米仕様)となる。
シンプルながらもガラスルーフとサッシュレスのサイドウインドーが与えられたエクステリアは個性的であると同時に、リチウムイオン電池をフロア下に格納する強固な構造は、米国運輸省道路交通安全局の衝突安全性テストで最高評価5つ星を獲得。15インチのタッチスクリーンによるインターフェイスや常時接続で運転補助機能(オートパイロット)をワイヤレスアップデートするソリューションも先進的といえる。
テスラ・モータース・ジャパンの代表を務める吉田篤司氏によれば、「持続可能なエネルギーへ、世界の移行を加速する」をテーマに「電気自動車」「エナジー製品」「ソーラールーフ」ビジネスを展開する同社は、2003年から現在までにEVの常識を覆す「ロードスター」を限定リリースし、高性能サルーンの「モデルS」とSUVの「モデルX」という、極端なカテゴリーで航続距離の伸長にチャレンジ。
これまでに35万台のEVを納車し、およそ11億リットルの化石燃料節約に貢献してきた。よって、テスラ最新となる5人乗りコンパクトサルーン「モデル3」は、さらなる市場拡大とゼロエミッション化の加速を狙うべく、満を持してリリースした量産戦略モデルであり、2016年3月からスタートした購入予約受付は現在でも継続中であるとのこと。なお、日本での納車は2019年の後半を予定している。