車名が「DBX」に正式決定
アストンマーティンは11月14日、現在開発を進めている同社初のSUVの車名が正式に「DBX」に決定したことを発表するとともに、ボディを偽装したプロトタイプ車両のテスト風景を公開した。
DBXは同社が英国ウェールズに新設したセント・アサン工場で生産される初めてのアストンマーティン車。これまで、シミュレータによる開発プログラムを進めてきたが、公開されたウェールズでの模様は、これから実施される広範囲にわたる実走行のテストが本格的にスタートしたことを意味している。
公開されたのはラフロードにおけるテストの模様。プロトタイプはボディが偽装されているものの、クーペ風のルーフラインを描くスタリングが確認できる。フロントマスクはアストンマーティンらしいグリルが採用されており、この新型SUVがまぎれもなくアストンマーティンの一員であることがうかがえる。
今後は、北極圏や中東での砂漠、標高の高い山での高地などで耐久性や各種コンポーネントの動作確認が行なわれるほか、ドイツのアウトバーンやニュルブルクリンク北コースで高速走行の試験走行も実施されるという。
アストンマーティン初のSUVとして誕生する新型「DBX」は、2019年の第4四半期に発表される予定だ。