フルサイズスペアタイヤを背負った独自の出で立ちに
シエラであればワイドフェンダーの迫力もプラス
純正タイヤと同サイズのスペアタイヤをバックドアに装着。道なき道を進むときには、テンパータイヤやパンク修理キットでは得られない安心感がある。シエラのリアバンパーは、フロントバンパーと同様にワイドなオーバーフェンダーに合わせた専用品となっていて、その間をサイドアンダーガーニッシュでつないでいる。これらのバンパーなどは無塗装の樹脂製なので機能的な道具感を醸し出すほか、障害物などにヒットしても補修費用が抑えられる実利面も見逃せない。ルーフ周囲に装着されるドリップレールは、左右ドアとバックドアを開閉する際にルーフの雨水が流れ落ちてこないようにしてくれる。バンパー内蔵式のリアコンビランプは流行のLEDではなく、破損時にも修理が容易でローコストなバルブ式だ。
便利な装備もいろいろついて
平成の次の世にも快適に使えるように
助手席ドアミラーに二面鏡(前輪側および後輪側)が装備されたため、先代モデルのような左前部の独立したサイドアンダーミラーをオミットでき、スマートな外観に。ドアハンドルは軽自動車においてもグリップ式が多くなってきた状況ではあるが、シンプルかつ突起部がないことでオフロード走行にもメリットのあるヒンジ式を継続採用している。キーを身につけておけば、黒い部分にさわるだけでロックが解除されるリクエストスイッチも便利機能もベースグレードを除いて標準装備化。ルーフアンテナは今どきの可倒式ショートタイプに変更となった。