話題のカレンダー最新作
イタリアのタイヤメーカー「ピレリ」は12月5日、芸術的な写真で毎年話題をさらっている同社カレンダーの最新作をミラノのハンガービコッカで発表した。
今回で46冊目となる2019年版ピレリカレンダーのタイトルは、情熱を持ってそれぞれの夢を追いかける4名の女性の姿を写真で物語る「DREAMING」。フォトグラファーのアルバート・ワトソン(Albert Watson)を起用して、4月にマイアミとニューヨークで撮影が行われた。
カレンダーに収められた40枚の写真が語る4つのストーリーの中でキャラクターを演じたモデルは、「ジジ・ハディッド」と「アレキサンダー・ワン」「ジュリア・ガーナー」「ミスティ・コープランド」「カルヴィン・ロイヤル3世」そして「レティシア・カスタ」と「セルゲイ・ポルーニン」です。アルバート・ワトソンの情熱がこめられたカラーとモノクロの写真は、映画のスクリーンのような16:9フォーマットで収められている。
今作を手掛けたアルバート・ワトソンは、「このプロジェクトに参加するにあたっては、他のフォトグラファーたちとは異なる手法で臨みたいと思い、そのベストな方法を模索しました。そして、深みのある美しい品質で物語の要素を含む写真を追求しました。単なるポートレートではなく、映画のような写真を撮りたかったのです。ピレリカレンダーを見る人々が、写真を通して今日のポジティブな女性像を表現したいという私の目的を感じ取ってくれることを願っています」と語っている。