モータースポーツ

アウディのDTM&フォーミュラEマシンが氷上デビュー?

「GPアイスレース」を1月に開催

12月12日、アウディは2019年1月19日〜20日の2日間にわたり、オーストリアの氷上を舞台にレーシングマシンによる走行イベント「GPアイスレース」を開催すると発表した。

スタッドタイヤを装着して氷上パフォーマンスを披露するのはDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)マシンの「アウディRS 5 DTM」と、フォーミュラEマシンの「アウディe-tron FE04」。

RS 5 DTMのドライバーは2017年のDTMチャンピオンのルネ・ラスト選手。彼はDTMマシンで氷上を走行するにあたり、次のようにコメントしている。
「かつてはカートでアイスレースをした経験もありますし、スウェーデンで行なわれたアウディ主催のドライビングエクスペリエンスに参加したこともあります。ですが、氷上はどんなレーシングドライバーにとっても挑戦です。たとえ車両の動きがスローモーションで起こっているように見えたとしても、私たちは完全に集中しなければなりません。一方で、氷上走行はとても楽しいものでもありますから、とても興奮しています」

ルネ・ラスト選手(写真左)とダニエル・アプト選手

一方、e-tron FE04のステアリングを握るのはフォーミュラEの2018年ベルリン戦で優勝を飾ったダニエル・アプト選手。彼のコメントはこうだ。
「これまで氷上でレースカーをドライブしたことはありませんが、とても楽しいものになると確信しています。ヘルメットのバイザーにアイススクレーパーは要らないと思っています」

氷上でレーシングカーを走らせるというユニークな試み、果たして彼らはどんな走りを見せてくれるのだろうか?

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