ドイツ主要産業では初めて
ダイムラーはこのほど、ドイツのメルセデス・ベンツ生産工場が風力発電所から電気エネルギーを購入する方針を明らかにした。
これはノルウェーの大手電力企業スタットクラフト社との協業によって実現するもの。ブレーメン工場をはじめとするドイツのメルセデス・ベンツ工場は、2022年までにカーボンニュートラルなエネルギーの供給を受ける自動車生産工場になる。風力発電による電気エネルギーはまた、ザクセン州カーメンツやシュツットガルトのウンターテュルクハイムのバッテリー生産拠点にも供給される。
ちなみに、この風力発電による電気エネルギーを用いて製造される最初のモデルはメルセデス・ベンツの新型電気自動車「EQ C」になるとのこと。なお、風力発電所から電気エネルギーの供給を受けるのは、ドイツの主要産業ではメルセデス・ベンツが初めてのことだという。