NAエンジンはマイルドハイブリッド化
日産の軽トールワゴン、「デイズ(DAYS)」のプロトタイプがカメラに捉えられた。この次期型が姿を現したのは、意外にもスペインの市街地。当然、その外装にはカムフラージュが施されていたがデザインが大幅に刷新されていることは明らかだ。
デイズは、日産と三菱の合併会社である「NMKV」が共同で開発。2013年に発売された。ご存じ通り三菱の「eKワゴン」とは兄弟車の関係にあり、デイズも生産は三菱が担当しているが登場から6年目にして第二世代の投入となるわけだ。
捕捉されたテスト車両は外装全体が擬装で覆われているが、フロントエンドには鋭く釣り上がるヘッドライトや近年の日産車に共通するVモーショングリルが確認。かなりアグレッシブなデザインに仕上がっているようだ。サイドでは、後席ウインドーにキックアップデザインを採用。その後方の盛り上がった偽装下には、新デザインのリアクォーターウインドーが隠されている模様。また、リアエンドを見ると縦型となるテールライトも立体的な造形になっていることがわかる。
その骨格には、新設計のプラットフォームを採用。軽規格ということで、少なくとも日本仕様に関してボディサイズが極端に変わることはないはずだが極端現行モデルの全長3395mm、全幅1475mm、全幅1620mmは若干ながら拡大されていることも考えられる。
電動化されるパワートレインは、660ccガソリン直列3気筒+電気モーターのマイルドハイブリッドが搭載される模様。その最高出力は、55psへと向上する。また、ターボモデルの最高出力は現行モデルと同じく64psだが、最大トルクは強化されているという説が有力だ。その正確な数値は、2019年3月のワールドプレミア時に明らかになるだろう。