
最新モデルであり大径ホイールチューンの定番、STX-J
今年、デイトナブランドへ新たに加わったアルミホイールがSTX-J。このSTX-Jの見え方はちょっと不思議だ。他のデイトナ同様、デザインの基調は直線。細めのスポーク構成で、2×5スポークデザインという作り。そこまでは他と同一。しかし、車両装着してある状態を見ると、通常の16インチより大きく見える。ハブセンターギリギリからリムに向かって伸びたスポークが、外に向かって円弧を描きながらリムに至る。その曲線が絶妙で大きく見えるのだ。視覚効果のあるアルミホイールというのはかなり珍しい。自らその存在感をアピールしているホイールなのだ。新型ジムニーの発売に伴い、新たな方向性の確立を行うデイトナブランドに死角はない。
リバースリムを採用したからこそ成立するリムデザイン。随所に散りばめられたピアスボルトがオシャレ。ルックスと高い品質で、競技系ユーザーにもファンが多い。
デザインと品質のバランスがピカイチのFDX-J
さまざまなチューニングショップのデモカーに装着され、圧倒的な人気を博すFDX-J。ジムニー専用設計として作られたこのホイールは、ナット装着部の延長線上に配置された5本スポークと、リバースリムだからこそ実現できた67.8mmのリム深度。さらに、ダイヤモンドカットラインをスポーク、また別体パーツかのようにリムに配置することで、メカニカルながらオンオフ両スタイルにフィットするデザインが認知されている。JWL、JWLTの両規格を取得、さらに厳しいレイズ社内規格JWL+Rにも適合。競技系ユーザーにも使用されるほどファンが多いホイールだ。新型ジムニーへのフィッティングも上々で、直線基調のデザインが双方共通ということもあり、新型用として開発されたのでは? と思わせるほどのマッチングを見せる。
リバースリムを採用したからこそ成立するリムデザイン。随所に散りばめられたピアスボルトがオシャレ。ルックスと高い品質で、競技系ユーザーにもファンが多い。
アメリカンなワイルドテイスト、ビードロック風ワンピースホイールのMRX.J
アメリカンテイストに、ビードロックリングを模したデザインが印象的なMRX.J。基本構造は2×8スポークとし、ジムニー専用設計。ワンピース構造ながら、ピアスボルトで組み付けられたマルチピース構造のようなデザイン。リムに突き刺したかのようなスポーク、フランジアンダーカット処理を施したビードロック風のリムデザインなど、先進的でありながらワイルド感を前面に押し出したシルエットとなっている。徹底しているのが、リムの折り返し処理。表面から内側に切れ込みを入れることでフェイスの立体感を出している。TEAM DAYTONAのロゴも誇らしげで、他に類を見ないデザインとなっているのだ。ピアスドリルドホールの使い方が印象的で、男らしいアメリカンなホイールだ。
すべてのスポークが独立しており、ワイルドな中にもシャープなイメージを醸し出している。とにかくこのホイールのリムデザインは秀逸。フランジアンダーカット処理で重厚感をプラス。
【Wheel Specification】
TEAM DAYTONA STX-J
価格:34,000円/本
サイズ:16×5.5J(インセット0、20)
カラー:ブラック/フルダイヤモンドカット(BAJ)
TEAM DAYTONA FDX-J
価格:34,000円/本
サイズ:16×5.5J(インセット0、20)
カラー:ブラック/ダイヤモンドカット(DW)
TEAM DAYTONA MRX.J
価格:34,000円/本
サイズ:16×5.5J(インセット0、22)
カラー:ブラック/フルダイヤモンドカット(DK)、セミグロスブラック/リムダイヤモンドカット(BJ)
【問い合わせ】
レイズ 06-6787-0019 https://www.rayswheels.co.jp/