ニューモデル

早くも「フォルクスワーゲンT-ロック」に高性能版が登場

300psの2Lターボを搭載

2月25日、フォルクスワーゲンはコンパクトSUVの「T-ロック」(日本未導入)に高性能版となる「T-ロックR」を設定。3月に開催されるジュネーブ・モーターショー2019で初公開すると発表した。

T-ロックは、ボディサイズが全長4234×全幅1819×全高1573mmのBセグメントに属するコンパクトSUV。標準モデルは150psの 1.5Lターボや2Lディーゼルターボを搭載し、FFと4WDが設定されている。

このたび発表されたT-ロックRは、「R」のネーミングの通り、高水準のパフォーマンスが与えられている。開発はフォルクスワーゲンAG傘下でモータースポーツとの密接な関係を表す「フォルクスワーゲンR」が担当した。

エンジンは300ps/400Nmを発揮する2L直列4気筒ターボで、7速デュアルクラッチのDSGを組み合わせる。駆動方式は4WDの「4モーション」。0-100km/h加速タイムは4.9秒を実現し、最高速は250km/hでリミッターが介入する。

ハイアウトプットのエンジンに合わせて、シャシーや足まわりは強化されている。より機敏なハンドリングに寄与するプログレッシブステアリングや、ゴルフR譲りの17インチブレーキシステムを標準装備。さらに走行モードには「レース」モードが追加され、SUVながらスポーティなドライビングエクスペリエンスを提供する。

外観では、フロントバンパーやリヤディフューザー、4本出しのエキゾーストフィニッシャー、18インチアロイホイールが専用アイテム。「R」のバッジはボディの前後およびフロントフェンダー後方に装着される。

インテリアではR専用デザインのステアリングホイールのほか、ステンレス製のドアスカッフプレート、スポーツシートがRモデルであることを主張。シート表皮にマイクロファイバーが用いられるなど高品質な仕立てとなっている。

オプション装備としては、グラファイトマットカラーの19インチアロイホイールやアクラポビッチ製チタンエキゾーストシステムが用意されている。

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