ブラック×ホワイトの「タキシード」カラーで高級感を演出
FCA(フィアット・クライスラー・オートモビルズ)は、3月5日に開幕するジュネーブ・モーターショー2019において1899年に創業したフィアット・ブランドの120周年を記念した「120th」シリーズを披露する。
「500」、「500X」、「500L(日本未導入)」に設定されるこのモデルは、ボディをブラック×ホワイトの「タキシード」カラーにペイント。ダークカラーの専用デザインホイールなどが装着され、高級感が高められている。Bピラーには「FIAT 120th」を表示する専用デザインのロゴバッジが装着される。
「500 120th」は85psの0.9L直列2気筒ターボ「ツインエア」または69psを発揮する1.2LのLPGエンジンを搭載。ボディはクーペの500と500Cの両方を設定。ボンネットやバンパーなどにクロームパーツがあしらわれるほか、カッパー(銅)色にペイントされた16インチのアロイホイールを採用する。
「500X 120th」はフルLED仕様のヘッドライトが装着されるほか、ウインドートリムがクローム仕上げになる。ホイールはダークカラー仕上げで、サイズは16インチと17インチを設定。エンジンは120psの1Lターボ「ファイアーフライ」や110psの1.6L「Eトルク」、95psの1.3L「マルチジェット」、120psの1.6L「マルチジェット」と多彩だ。
「500L 120th」は、バンパーやサイドシルにブラックのあしらいが施されるほか、2トーンカラーの17インチホイールを採用。エンジンは95psの1.4Lガソリンや1.3L「マルチジェットⅡ」ディーゼルターボ、120psの1.6L「マルチジェット」を設定。
いずれもボディカラーは「タキシード」のほか、グレー系もラインナップされ、500Xと500Lにはブラック×グレーの2トーンも選べる。
インテリアはブラックを基調に、シルバーのアクセントが随所に入り、エクステリアとコーディネイト。シートにはカッパーやレッドの差し色が施され、特別感を際立たせている。
さらにこれらのモデルには、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応し、7インチタッチスクリーンを組み合わせるインフォテイメントシステム「Uコネクト」が標準で装備された。