ニューモデル

オープンで味わう「メルセデスAMG GT」の旗艦が限定発売

トップモデル「GT R」にロードスターが設定

ダイムラーは3月5日に開幕したジュネーブ・モーターショー2019において、メルセデスAMG GT Rのオープンモデル「メルセデス AMG GT Rロードスター」を世界初公開した。このモデルは世界750台限定で発売される予定だ。

パワートレインはクーペモデルと共通で、585ps/700Nmを引き出す4L V型8気筒ツインターボとAMGスピードシフトDCT 7Gの組み合わせ。0-100km/h加速タイムはクーペと同じ3.6秒、最高速はクーペの318km/hに1km/h譲る317km/hを実現している。

ルーフは、軽量のマグネシウム、スチール、アルミニウムを用いた3層構造のソフトトップを採用。静粛性に優れているだけでなく、軽量化の追求により、ボディの低重心化に寄与している。

標準装備のアクティブエアマネジメントシステム「エアパネル」は、フロントエプロンの下部にされる垂直ルーバー。電動モーターによって、約1秒で開閉され、車体下部を流れるエアフローやラジエーターへの冷却状態を最適に制御する。

低速走行時は取り回し性を、高速走行時は車両安定性を高める後輪操舵システム「アクティブリアアクスルステアリング」はロードスターにも搭載。卓越したハンドリング性能は、クーペモデルと変わらない。

ボディのワイド感を強調するフロントエプロンやフロントスプリッター、可変式の固定リヤスポイラー、リヤディフューザーといったパーツがAMG GT Rを実感させる。標準装着されるホイールはフロント19インチ、リヤ20インチで、マットブラックのAMGパフォーマンス鍛造タイプとなる。ブレーキキャリパーはイエローにペイントされた。

インテリアでは、新しいAMGパフォーマンスステアリングホイールの標準装備が新しい。このステアリングホイールには9段階から任意に設定可能なAMGトラクションコントロールのコントローラーが設置され、選択した設定は、センターパネルのモニターに表示される。

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