モーターショー

「メルセデス・ベンツCLAシューティングブレーク」も2代目に

ボディサイズ拡大で居住性&積載性が向上

3月5日から開催中のジュネーブ・モーターショー2019で、ダイムラーはフルモデルチェンジを受けて2代目となった新型「メルセデスCLAシューティングブレーク」を初披露した。

ボディサイズは全長4688×全幅1830×全高1442mmで、ホイールベースは2729mm。従来型と比べて48mm長く、53mm幅広くなった一方、33mm低くなり、ロー&ワイドなプロポーションが強調された。ホイールベースは30mmの拡大だ。

まず発表されたのが「CLA250シューティングブレーク」で、パワートレインは225ps/350Nmを発揮する2L直列4気ターボエンジンと7G-DCT(7速デュアルクラッチトランスミッション)の組み合わせとなる。今年9月に予定されている市場導入時には、前輪駆動モデルのほか4輪駆動の「4MATIC」を、そしてディーゼルとガソリンの複数のエンジンが設定される。

流麗なラインを描くルーフは先代から受け継ぐシューティングブレークならではの特徴だが、「シャークノーズ」と呼ぶ前傾させたフロントノーズや、シャープさを増した前後のライトなど、新型AクラスやCLSと同様に新世代メルセデスのデザイン言語が反映されている。

インテリアデザインの基本も新型Aクラス準じている。ワイドスクリーンを組み合わせるMBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)が採用され、新世代モデルを実感させる。

ボディサイズが拡大されたことにより、居住性や荷室容量がアップ。乗員肘まわりのエルボールームは、前席で35mm、後席で44mm拡大。一方ラゲッジルームは、容量が従来型より10Lプラスとなる505Lになったほか、荷室開口幅が従来型比236mmプラスとなる871mmに、荷室最大幅は従来型比66mmの1394mmに、それぞれ拡大し、積載性も高められている。

そのほか、運転支援機能は現行Sクラスと同等レベルの機能が採用された。

 

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