V60のPHEV仕様を厳しい環境下でテストドライブ
今回の試乗車は、スポーティラインの「Rデザイン」だったため、路面からの入力は少し固め。それでも体に負荷がかかるレベルではなく、スポーティな恩恵は十分に楽しめた。
現在、国内導入待ちとなるV60のツインエンジン仕様の最上位モデル「T8」にも試乗。前輪はフロントに搭載されたスーパーチャージャー付きの2直噴ターボが駆動し、後輪は最高出力117psを発揮するモーターが動力を担うAWDだ。主に「ハイブリッド」モードで一般路の試乗を行なったが、路面の影響もあってか、少しのアクセル開度でも内燃機関に頼るシーンが多かった印象。また約30kmをチャージモードで走行したが、今回の条件下では現状維持+αの充電量だった。
氷上の特設コースでは、走行モードを「オフロード」にセットして試したが、旋回時のトルクマネージメントと後輪モーターが最適化され、力強い走りを体感することができた。