燃費は遂に45km/Lに突入か!?
トヨタのコンパクトハイブリッドカー、「アクア」の次期モデルに関する情報を入手した。2011年のデビュー以来、初のフルモデルチェンジでどんな進化を見せるのか注目される。
「アクア」は、2010年のデトロイト・モーターショーで公開されたコンセプトカーの「FT-CH」が起源となっている。その後2011年1月には「プリウスCコンセプト」へ進化し、2011年11月に「アクア」という車名が決定、翌月に発売された。
登場以来、燃費や価格、サイズ感など実用性にも優れ、新車販売が4年連続で1位に輝くなど、大人気モデルを博した。2014年12月、2017年6月と二度のマイナーチェンジが行われているが、デビューから7年以上が経過し、ついに第二世代へバトンタッチされる。
次期型では、トヨタではお馴染みの「TNGA」プラットフォームを採用し軽量化。5ナンバーのため全幅は1.7m以下とされるが、室内空間が拡大するとみられる。エクステリアデザインは、2013年の東京モーターショーで公開された「プレミアムアクア」がベースと予想されており、エッジの効いたスポーティさと高級感が実現される。
そこでスクープ班では、早速次期型予想CGを制作。トヨタのCセグメントの流れを汲んだデザインに変更し、かつサイドのキャラクターラインで立体的なシルエットを表現した。また、タイヤハウスを取り巻くラインでワイド感もアピール。フロントも大口径のグリルに存在感を持たせたシャープかつ大型二連のヘッドライトを装備。また、コーナーエアインテークから中央につながる羽型のデザインバーもポイントだ。
一方でアクアに期待されるのはやはり燃費だろう。現行モデル同様にハイブリッド専用モデルとなり、パワーユニットには1.5L NR型エンジン+電気モーターを搭載し、燃費は現行モデルの38km/Lはもちろん、プリウスの40.8km/Lも超える43km/Lから45km/L程度と予想される。また同ブランドの次世代4WD「E-Four」の設定もありそうだ。
安全技術では、「レーントレーシングアシスト」、「アダプティブハイビームシステム」、「レーザーレーダー」「ローンサイドアシスト」など最新世代の「トヨタセーフティセンス」を装備するはずだ。
ワールドプレミアは2019年内に期待されるが、ハイブリッドで低価格路線は変更されないと思われ、人気再熱間違いないだろう。