痛快ディーゼル、参上!
アルファ初のSUV、ステルヴィオにディーゼルエンジン搭載モデルが新たにラインナップに加わった。持ち前の加速性能やスポーティなハンドリングを一切犠牲にすることなく、優れた環境性能と燃費性能を実現。乗れば自然と笑顔になる、まさに痛快SUVといえる一台だ!
疑ってゴメンなさい! ディーゼルでもアルファだ
だってそうだろう? 12対1というステアリングギア比、50対50の前後重量配分、FRベースのAWD、アルミパネルにカーボン製ドライブシャフト、クラス最小のロール角──。そうした心くすぐる謳いもさることながら、実際に走らせたときの抜群にキレのいいハンドリングにSUVであることを疑いたくなるコーナリングパフォーマンス、だ。ステルヴィオの持つファンな走りのテイストとディーゼルエンジンというのが、どうにも上手く結びつかなかったのだ。今どきのディーゼルの出来映えが昔と違うことを知ってはいても、正直、ほとんど期待していなかった。アルファにはアルファらしくあって欲しい、という気持ちが先走っちゃったのである。
だから素直に頭を下げよう。ステルヴィオ2.2ターボ・ディーゼルQ4、走らせてみたら立派にアルファ・ロメオだったからだ。