ディスプレイモデルにも匹敵する精密なディテールが魅力
星のマークでお馴染みの模型メーカー株式会社タミヤ（以下タミヤ）は、スケールモデル並みの精巧な仕上がりと、実車さながらの走行を楽しめることでファンの多い1/14電動RC（ラジオコントロール）ビッグトラックシリーズの新作「ボルボFH16グローブトロッター750 6×4ティンバートラック」を発売した。
高品質な家具や建材の資材となる良質な針葉樹を豊富に生産する北欧。その現場で働くボルボの原木運搬車「FH16グローブトロッター750 6×4ティンバートラック」を1/14スケール（全長733mm、全幅194mm、全高306mm）というビッグサイズで再現した、電動RCカーの組み立てキットがこの商品だ。
実車でオプション設定となっているルーフのライトバーや4連ライトに加え、アンテナやホーンまで再現（左上）。特徴的な形状のサイドミラーも忠実に再現され、3D曲面のミラー面はメッキパーツとなっている（右上）。精密金型によるスケール感の高いキャビン。フロントグリルはステンレス製のエッチングパーツを使用し、シャープな仕上がりを見せる。（下）。
トラックの顔ともいえるキャブ部分はプラモデルと同様の精密金型を使用し、フロントグリルにはエッチングパーツと呼ばれる金属製部品を採用。内装まで含めた実車のフォルムを実感たっぷりに再現されている。また荷崩れ防止用のステーク（支柱）を装備した荷台部分は、サイドプロテクションや後輪前の砂箱、金属製チェーンが付いたレバーブロックなど各部のディテールが精密に再現され、スケール感を大きく高めている。
サイドプロテクションやタンクシールド、砂箱など、原木運搬車ならではの装備が実車感をアップ（左上）。 積荷を締め付けるレバーブロックなど、ディスプレイ用の小物類も雰囲気を盛り上げる（右上）。荷台前方のヘッドボードやステーク（支柱）は、金属パーツと樹脂製メッキパーツを組み合わせて高い強度とスケール感を両立（下）。
遠隔操作でのギヤチェンジも可能。オプション追加でさらにライト点灯やエンジン音も！
シャシーはアルミ製チャンネル材のサイドレールに、樹脂製のクロスメンバーを組み合わせたラダーフレームを採用。フロントアクスル上に搭載されたモーターのパワーを、遠隔操作で走行しながらのギヤチェンジができる３速ミッションとプロペラシャフトを介して２軸の後輪に伝達する駆動系にはデファレンシャルギヤも内蔵し、メカニカルな魅力に溢れている。
走りながら遠隔操作でギヤチェンジができる組み立て式の3速ミッションを装備。モーターは低回転でも十分なトルクを発生するチューニング施されたタイプで、パワフルな走りを披露する。
金属製のリーフスプリングにフリクションダンパーを組み合わせた足まわりは、フロントに強度の高いダイキャスト製アクスル、リアには特殊強化樹脂製アクスルを採用。それぞれがフローティングマウントされ、前後に履くトレッドパターンもリアルなゴム製のタイヤとともに、優れた路面追従性を発揮する。
リアサスペンションは実車の大型トラックと同様のトラニオン式を採用。金属製シリンダーを採用したフリクションダンパーを装備し、路面をしっかりと掴む。
リアの2軸にはトレッドパターンがリアルな、ダブルタイヤを装着。メッキ仕上げのホイールもリアルさを高めている。
また、別売りの「ユーロスタイルマルチファンクションユニット（MFC-03）（34,000円・税別）」を組み込めば、アイドリングからアクセル開度に連動して変わるエンジン音やブレーキ音、車体の振動、前後ライトやウインカー等の点灯といったさまざまなアクションを楽しむことも可能だ。
ヘッドライトやフォグランプといったライト類の点灯やエンジン音、ブレーキ音はじめとするサウンドアクション、車体の振動などを再現できる電子ユニット「MFC-03」も別売りオプションとして用意。
組み立てには「ファインスペック2.4G 4チャンネルプロポ（送信機･受信機セット）（16,000円・税別）」およびサーボ2個、スピードコントローラー、送信機用電池（単3形4本）、走行用バッテリー、充電器が別途必要。全国のRC専門店またはタミヤプラモデルファクトリー新橋店・トレッサ横浜店、タミヤオンラインショップで好評発売中だ。商品の詳細はタミヤのホームページで。
●1/14RC ボルボFH16グローブトロッター750 6×4ティンバートラック 68,000円（税別）
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