このアングルだとサイドボディの「几帳面」がよくわかる。几帳面とは、平安時代の屏障具にあしらわれた面処理の技法だそう。一本筋の通ったきりっとした佇まい。このクルマの主の哲学もそうであってほしい。 取材・写真・文:大田中秀一 記事にもどる