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BMW Mが最新の高性能車向けオペレーティングシステムを公開

サーキットトラック走行専用に設計された「Mモード」を新開発

5月9日、BMWの高性能モデルを手掛けるBMW M社は現在開発を進めている新型「M8クーぺ」および「M8コンバーチブル」に新しいドライビングモード「Mモード」を設定すると発表した。

新型M8ではエンジンやトランスミッション、サスペンション、ステアリング、ブレーキの各設定を個別に選択することができる。エンジン、トランスミッション、サスペンションは「エフィシェント」、「スポーツ」、「スポーツプラス」が、ステアリングとブレーキでは「コンフォート」と「スポーツ」が用意されている。さらにDSCをオフにすると「xDrive」4WDシステムが「4WD」、「4WDスポーツ」、「2WD(RWD)」から選択できるようになる。

ブレーキシステムのモード設定は新しいもので、「コンフォート」と「スポーツ」では、ブレーキペダルの踏み込み量が変更される。「スポーツ」ではよりダイレクトにストッピングパワーが立ち上がり、サーキットトラックなどでのスポーツドライビング時に役立つ。

Mモードはセンターコンソールに配置された「M MODE」ボタンを押すと起動。デフォルトの「ロード」モードでは各種運転支援機能がオンの状態だが、Mモードがオンになると「スポーツ」モードに切り替わる。スポーツモードでは運転支援機能が速度制限と追い越し制限に関する警告だけとなる。また、ブレーキサポート機能付き衝突警告や衝突回避アシスタント機能を除き、ブレーキやステアリングシステムへの運転支援介入が無効となる。

さらにこのボタンを長押しすると、「トラック」モードとなり、サーキットトラックなどでのスポーツドライビングに適した設定になる。運転支援機能や快適機能に加えてオーディオシステムがキャンセルされ、メーターパネルやヘッドアップディスプレイはMモード専用画面に切り替わる。

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