シートには専用ファブリックを採用
ルノー・ジャポンは、日常生活から少し離れて息抜きに出かけることを意味するフランス語の”エスカパード”を車名とする限定車、「ルノー・カングー・エスカパード」を5月10日に発売した。販売台数は200台限定で、消費税込みの車両本体価格は2,659,000円。
ご存じのように、カングーは広い室内空間と機能性の高さが魅力のモデルだ。日本では、その個性的なデザインも好評を持って迎えられ根強いファンを獲得。かつては日本向けルノー車のトップセラーという地位にもあった。今回のエスカパードは、そんなカングーの「ゼン」グレードがベース。エンジンは1.2Lの4気筒ガソリンターボで、ギヤボックスは6速DCTの(EDC)を組み合わせる。
そのエクステリアは、デイタイムランプやフロントバンパーおよびフォぐランプのシルバートリム、ボディ同色ドアミラー/サイドプロテクションモール、マルチルーフレール、リヤスキッドプレート、専用ホイールカバー、専用デカールでコーディネート。ボディカラーにはマロンショコラ・メタリックが選ばれている。
一方、インテリアはシート地に専用ファブリックを組み合わせフロントドアトリムも専用仕立てに。センタークラスターにはブリリアントブラックのトリムを配し、センターコンソールボックスにはレザー調リッドが採用されている。また、装備面ではバックソナーも標準装備。ベースグレードの価格が2,599,000円であることを考慮すれば、オトクな装備内容も魅力といえそうだ。