1990年代なんてもはや新車! 全く心配なし
取材車は1991年式の後期モデルで、デザインはフェイズIを愛好する方が多いが、排気量が1372ccへとスープアップし出力も116HPへ向上している点は後期型の魅力。リミッターが利く国産大排気量ターボをウーノ・ターボでちぎったという武勇伝も頷けるホットハッチだ。小排気量のクルマを、3ペダルで扱う楽しさはイタリア車の真骨頂といったところ。そして速さ一辺倒ではなく、パンダと同じように車内空間が広く実用性の高さも見逃せない。つい回したくなる刺激的なホットハッチとなら、100ドロの沼へ陥ってみるのも悪くない。
シートはセンター部分がチェック柄で、サイドサポートはグレーの組み合わせ。内装のコンディションは良好だ。後席もアクセスしやすく、パンダに比べるとボディが大きい分、居住性はやはり高い。
1991 FIAT UNO TURBO i.e.
車両本体価格:1,000,000円
【編集長の傍からヒト言】
え? ウ−ノ・ターボi.e.? ふ〜ん、1991年式なんだ。最近のクルマじゃん。そう言えば大昔、編集部にもいたよ。そいつは新車だった。あ、それは30年前だからか。でも、要するにその頃の新車でしょ。しかもパッと見は奇麗そうだし、整備済みということであれば、問題ないよ。迷わずGO!
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