BMWを極めたいという人に
フリー走行
そんな午前のプログラム終了後は、美味しい昼食とレーシングコースにおけるM5の同乗試乗を経て恒例のフリー走行がスタート。富士のレーシングコースを20分×3セット、のべで1時間たっぷり走れるとあって、これを目当てにしているリピーターも多いのだが、今回は天候をはじめとした走らせる環境も良好だった。実は前回までのこのイベント、終日大雨だったり猛暑だったり、さらには時間の都合でフリー走行の一部が事実上の〝ナイトセッション〞になってしまったりとシビアな環境下で行なわれることが多かったのだが、今回は完全なドライ路面で気候的にも熱からず寒からずという絶好のコンディション。参加者はF1も開催された国際コースを舞台に、愛車であるBMWの魅力を堪能しているようだった。
Entrant Voice
ちなみにこのフリー走行、ただ走るだけでなく個別のタイム計測も実施されているのだが、回を重ねるごとにラップタイムは向上しているとか。そこで若手インストラクター両氏に参加者の印象を尋ねてみると、久保選手いわく、「もちろん個人差はありますが、この種のイベントに慣れている人が結構いるのかな、と。その点では安心して見ていられました」
一方、根本選手によれば、「当然かもしれませんが上手くなりたい、という向上心を持った人が多い印象です。それだけにジムカーナ・レッスンなどはしっかり効果が上がっているようで、今回も最初と最後で走りが劇的に良くなった人を見かけました」
BMWを極めたい、という人にとってこのイベントが充実したものであることは間違いないようだ。
取材協力=ビー・エム・ダブリュー ☎0120-269-437 https://www.bmw.co.jp
富士スピードウェイ ☎0550-78-1234 http://www.fsw.tv/
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