100台が限定発売される「ナンバー1エディション・バイ・マリナー」
ベントレー・モーターズは6月27日、新型コンチネンタルGTコンバーチブルをベースにした限定モデル「ナンバー1エディション・バイ・マリナー」を発表。世界100台が限定販売される。
この限定モデルは2018年7月に発表された「ミュルザンヌW.O.エディション・バイ・マリナー」、今年3月に開催されたジュネーブ・モーターショーで発表された「コンチネンタルGTナンバー9エディション・バイ・マリナー」に続く、ベントレー創立100周年を記念した特別限定デルの第3弾。先の2モデルと同様に、同社のビスポーク部門であるマリナーが製作を担当した。
この限定モデルでは、1929年に登場し、ル・マンを闘った伝説的なレーシングモデル「ブロワー・ベントレー」へのオマージュが表現されている。ボディカラーはドラゴン・レッドⅡとベルーガ(ブラック系)の2色が設定された。
エクステリアでは、フロントグリルに「ナンバー1」を示すペイントが大胆に入るほか、22インチホイールのセンターには100周年記念を示す「Centenary」仕様のキャップを採用。フロントフェンダーには18Kの金メッキを施した専用デザインバッジを装着する。
インテリアではコンソールの各種操作スイッチやエアコンルーバーの開閉ノブに金メッキが施されたほか、ブロワー・ベントレーの計器を手がけていたイエーガー製の時計を装着。ステアリングホイールやシフトノブにはアルカンターラが用いられた。
さらに、ダッシュボードには「エンジンスピン」と呼ばれる模様があしらわれた。この模様は「ターンドアルミニウム」と呼ばれ、光の反射を抑える効果があることから、1920~1930年代にかけてレーシングマシンや航空機によく用いられていたものだ。
スカッフプレートには限定モデルを示すシリアルナンバー入りの「NUMBER 1 by MULLINER」プレートが装着され、特別なモデルを主張する。