パワートレインは「SF90ストラダーレ」譲りで総出力は600㎰をオーバーか
現在、フェラーリが開発を進めている同ブランド初のクロスオーバーSUV、「プロサングエ」の最新予想CGを入手した。
イタリア語で「サラブレッド」を意味するプロサングエは、新開発のフロントミッドエンジンアーキテクチャーに構築されるSUVになると見られている。入手した最新の予想CGはスポーティなC型ヘッドライト、ポップアップドアハンドルといった個性的でプレミアムなスタイリングソリューションが盛り込まれた仕上がり。その一方、最新の「F8トリブート」などミッドエンジン・フェラーリにも通じるアグレッシブ、かつ空力を追求したディテールも盛り込まれている。
現状、パワーユニットに関する詳細は不明だが最新情報では最新モデルの「SF90 ストラダーレ」から流用したハイブリッドシステムを搭載。3.9L V型8気筒ガソリンターボに3個の電気モーターを組み合わせるのではないかと噂されている。その場合、システムトータルの最高出力はライバルとなる「ランボルギーニ・ウルス」の650psを大きく上回る可能性もありそうだ。
開発が順調に進めば、そのデビューは2021とのこと。フェラーリでは、このSUVの投入によって年産12000台以上を視野に入れているというだけに、同ブランドにとっては大きな転換期となるかもしれない。