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今年もブリヂストンが国際ソーラーカーレースを支援

10月にオーストラリアで開催。日本からは東海大学、工学院大学チームなどがエントリー

オーストラリア大陸を自作ソーラーカーで縦断する2年に1度の「ワールドソーラーチャレンジ」が2019年10月13日から20日の日程で開催されるが、今回もタイヤメーカーのブリヂストンがタイトルスポンサーとして協賛。大会名も正式には「第15回ブリヂストン・ワールドソーラーチャレンジ(BWSC)」とされ、南オーストラリア州政府観光局が主催する大会をバックアップするとともに、全参加チームにソーラーカー専用タイヤ「エコピアwithオロジック」を供給する。

Eagleは、鷲のくちばしを模したノーズの形状や、工学院内で開発した日本初の塗装技術が施されたサイドウィンカーカバーが特徴。BWSCは今回で4回目の出場。

ブリヂストンは2013年からこの大会に協賛しており、転がり抵抗の小さいタイヤの開発という事業と、ソーラーエネルギー活用による環境保護の両立を目指してきた。その姿勢にこたえる形で今回は世界24カ国から53チームがエントリーし、オーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまで3021kmのコースに挑む。日本からは優勝経験のある神奈川の東海大学チームをはじめ、東京の工学院大学チーム、広島の呉港高校チームがエントリー。工学院大学チームは新たに製作した「Eagle」を6月末に発表し、前回参戦マシンより20%の軽量化を図ったソーラーカーは独自のハイドロニューマチックサスペンションを備えるなど戦闘力を高め、チーム設立10周年となる今年、悲願の初優勝を狙う。若きチャレンジャーたちの健闘を祈ろう。

Eagleは、鷲のくちばしを模したノーズの形状や、工学院内で開発した日本初の塗装技術が施されたサイドウィンカーカバーが特徴。BWSCは今回で4回目の出場。

ル・ボラン2019年9月号より転載
田畑修

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