世界の傑作車スケルトン図解

最も美しく、そしてピュアなアルファ・ロメオのスーパースポーツ「アルファ・ロメオ・ティーポ33/2ストラダーレ」【世界の傑作車スケルトン図解】#15-1

今なお伝説として語られる、ティーポ33/2ストラダーレ

第二次大戦前には、現在のフェラーリにも相当するレーシングカー&高級スポーツカー専業メーカーとして世界中のモータリストの羨望の的であったアルファ・ロメオ。戦後は量産車を中心としたメーカーに転身を遂げることになったが、1967年に、突如素晴らしいスーパースポーツを世に送り出すことになる。それが今なお伝説として語られる、ティーポ33/2ストラダーレだ。

アルファ・ロメオ・ティーポ33/2ストラダーレ

1:斜め上の前方に開くシザーズタイプのドア
2:SPICA製の機械式燃料噴射装置
3:90度V8で1995ccから230ps/8800rpmを生むエンジン
4:6速MTトランスミッション
5:アッパーIアーム/ロワー逆Aアーム/ダブルトレーリングリンクという1960年代レーシングカーの標準形でまとめられたリアサスペンション。リアブレーキはインボードタイプ
6:マグネシウム製後部サブフレーム
7:頑丈な骨組みとした太いアルミ製シャシー(この中に燃料タンクが入っていた)
8:アルミダイキャストのアームで構成される、ダブルウイッシュボーン式フロントサスペンション
9:ボディパネルはすべてアルミニウム。デザインしたのはフランコ・スカリオーネ
10:キサゲ仕上げの計器盤パネル

ALFA ROMEO TIPO 33/2 STRADALE

■生産年:1967~1968年
■生産台数:18台
■国籍:イタリア

Specification/ALFA ROMEO TIPO 33/2 STRADALE
■全長×全幅×全高=3970×1710×990mm
■ホイールベース=2350mm
■車両重量=700kg
■エンジン種類=水冷V型8気筒SOHC
■総排気量=1995cc
■最高出力=230ps(169kW)/8800rpm
■最大トルク=-
■トランスミッショッン形式=6速MT
■サスペンション形式=前 Wウィッシュボーン、後 4リンク式
■ブレーキ=前 ディスク、後 ディスク
■タイヤサイズ=-

テクニカルイラスト:大内 誠
LE VOLANT web編集部

AUTHOR

愛車の売却、なんとなく下取りにしてませんか?

複数社を比較して、最高値で売却しよう!

車を乗り換える際、今乗っている愛車はどうしていますか? 販売店に言われるがまま下取りに出してしまったらもったいないかも。 1 社だけに査定を依頼せず、複数社に査定してもらい最高値での売却を目 指しましょう。

手間は少なく!売値は高く!楽に最高値で愛車を売却しましょう!

一括査定でよくある最も嫌なものが「何社もの買取店からの一斉営業電話」。 MOTA 車買取は、この営業不特定多数の業者からの大量電話をなくした画期的なサービスです。 最大20 社の査定額がネット上でわかるうえに、高値の3 社だけと交渉で きるので、過剰な営業電話はありません!

【無料】 MOTA車買取の査定依頼はこちら >>

注目の記事
注目の記事

RANKING