OEM供給される「マツダBT-50」も同時期にデビューか?
日本ではあまり馴染みがないが、いすゞの人気ピックアップトラック、「D-MAX」の次期モデルとおぼしきプロトタイプがキャッチされた。すでに今年2月には4ドアバージョンが捕捉されているが、今回の開発車両は3ドアだった。
D-MAXは、「TF」の後継モデルとして2002年に発売、2005年にはフェイスリフトが実施されている。現行モデルは2代目にあたり発売は2012年。今回の開発車両は3代目で、予想される2020年に発表されれば8年ぶりのフルモデルチェンジとなるわけだ。
開発車両はカモフラージュが厳重な状態だったが、新グラフィックのフルLEDヘッドライト、現行モデルよりはるかに大型のグリルを装備し、大胆なフロントマスクになることが予想される。また、LEDターンシグナルはミラーキャップに統合。フロントバンパーには縦にデイタイムライトやフォグランプを配置するデザインなども確認できる。
パワーユニットには、「4JK1-TCX」後継となる「RZ4E-TC」型の1.9L直列4気筒ディーゼルターボを搭載。最高出力163ps、最大トルク360Nmを発揮し、トランスミッションは6速ATまたは6速MTが組み合わされる。またアジア、南アフリカ、オーストラリアでは、3L直列4気筒ターボディーゼルが継続されるようだ。なお、前述のワールドプレミアを機に走破性を高めた「D-Max Arctic Trucks AT35」も新型へ移行されるほか、OME版である「マツダBT-50」も新型へと移行するはずだ。