トップグレードのW型12気筒はスペックが向上!
ベントレーのプレステージSUV、「ベンテイガ」のアップデート版と思われるテスト車両が初めてキャッチされた。2015年に発表されたベンテイガは、翌2016年には日本にも導入。2017年には早くも限定モデルの「オニキス・エディション」が発表され2018年にはV型8気筒モデルやハイブリッド、2019年には最高出力635psを発揮する「ベンテイガ・スピード」を投入するなどバリエーションを拡大しているが、シリーズ初のフェイスリフトが控えているわけだ。
軽めのカモフラージュが施されたプロトタイプは、ヘッドライトが「フライングスパー」2020年型と同タイプに修正される模様。外側のLEDライトのサイズも変更されている可能性がある。また、グリルをはじめエアインテークやバンパー形状もリデザインされフロントのイメージが大きく変わる可能性もある。
一方、リヤエンドではルーフスポイラーが大型化。よりスポーティなデザインとなるほかツインエキゾーストパイプのデザインもリフレッシュ。さらにテールライトは「コンチネンタルGT」風の楕円形LEDライトリングも確認できる。
パワートレインにも注目だ。現行モデルには最高出力608㎰を発揮する6L W12型ツインターボエンジンが搭載されているが、改良型では635psまでパワーが高められる可能性があるという。その場合、現状で635psとなるベンテイガ・スピードも650psから670ps程度までスペックが向上するはずだ。ただし、導入されてさほど経っていない4L V型8気筒モデルや、プラグインハイブリッドはキャリーオーバーされる可能性が高いという。そのワールドレミアは、2020年内と予想されている。