フェルナンド・アロンソの参戦が決定。F1パイロットが再び砂漠に挑む
戦いの場を南米から中東に移し、初めてのサウジアラビア開催となる2020年ダカールラリー。1月の開催まであとひと月ほどだが、今回もワークス参加するトヨタ自動車(トヨタ・ガズーレーシング)が10月末に参戦体制を発表。 V8 5Lエンジンをフロントミッドに搭載したハイラックス4台を用意し、計8人のクルーが乗車。初優勝した昨年に続く2連覇を目指す。
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ラリーレイド仕様のハイラックスは、4輪独立サスペンションを備えた4輪駆動車で、5L自然吸気V8エンジンをフロントミッドシップに搭載。
メンバーは今年のダカールラリーで優勝したナッサー・アルーアティア/マシュー・ボーメル組に加えて、元F1チャンピオンのフェルナンド・アロンソがマルク・コマと組んで参戦。アロンソに関してはすでに参戦予定が発表されていたが、これで正式にダカール・デビューすることになる。 F1パイロットのダカールラリー参戦は、ポルシェ959で参戦したジャッキー ・ イクスを始め、ジャン・ルイ・シュレッサー、片山右京がいるが、アロンソが畑違いのフィールドでどこまで力を発揮できるのか興味深いところ。
また、コ・ドライバーを務めるコマはダカールラリーの二輪部門で5回の優勝を誇る猛者であり、レイドの何たるかを知っているだけに期待は大きい。かつてに比べると日本での報道が減ってしまったダカールラリーだが、トヨタとアロンソの組み合わせが新たなファンを引きつけることになるのか。1月5日のスタートを待つとしよう。
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マシュー・ボーメル(左)とナッサー・アル-アティヤ(右)
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ジニエル・ド・ヴィリエール(右)とアレックス・ハロ(左)
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ベルンハルト・テン・ブリンク(右)とトム・コルソール(左)
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フェルナンド・アロンソ(右)とマルク・コマ(左)