あちこちで雲海を見られる「日本一大きな村」
紀伊山中に広がる十津川村は「日本一大きな村」として知られ、奈良県全面積の2割近くを占めている。その広大な村内はあちこちで雲海を見ることができるが、なかでも人気なのが玉置神社に通じる村道脇に作られた展望台からの眺めだ。世界遺産・大峯奥駈道の行場で、最近はパワースポットとして注目を集める玉置神社も雲や霧の発生しやすい場所。樹齢3000年を超える木々が叢生する境内は神秘的な雰囲気に包まれる。
アクセスガイド
十津川村中心部までは、京奈和道(無料)の五條ICから約65km、和歌山県新宮市からは約60km、ともに国道168号を走って90分前後の道のりとなる。役場から玉置山展望台までは平谷で国道から村道に入り約18km。
Data【Spot 64 玉置山展望台】
雲海遭遇率 ★★
雲海の季節 通年
◎所在地/奈良県十津川村
◎ルート/十津川村道
◎最高地点/標高約900m
◎冬季閉鎖/なし
観光情報
十津川村観光協会 TEL 0746-63-0200
文:佐々木 節/撮影:平島 格/写真提供:十津川村