新デザインのLEDヘッドランプや、新しいインフォテインメントディスプレイも採用
2月3日、ルノーはCセグメントモデルの「メガーヌ」をマイナーチェンジしたと発表。新型は2020年夏に市場導入される予定だ。
新型メガーヌには、新たにプラグイン・ハイブリッドパワートレイン「E-TECH」を採用。コンポーネントは、2つのモーターに新世代の1.6L直列4気筒エンジンとクラッチレスのマルチモードギヤボックスを組み合わせて構成。パワーユニットのシステム出力は160phを発揮する。
バッテリーのエネルギー容量は9.8kWhで、EVモード走行時の最高速度は135km/h。最大50km(WLTPモード)のゼロエミッション航続走行が可能だ。この「E-TECH Plug-in」エンジンは、まずエステートに搭載され、その後、ハッチバックにも採用される予定だ。
エクステリアでは新しい「ピュアビジョンLED」ヘッドランプが採用され、より洗練されたフロントマスクを実現。従来のGTラインは新型で「RSライン」に代わり、引き続きスポーティでダイナミックな仕立てとなる。
インテリアでは9.3インチマルチメディアスクリーンによるメーターパネルや、10.2インチのセンターディスプレイを採用した点が新しい。これらにはルノーの「イージーリンク」マルチメディアシステムによって統合され、スマートフォンとの連携も可能だ。
高性能版である「メガーヌR.S.」も引き続きラインアップ。上級仕様の「メガーヌR.S.トロフィー」には、アルピーヌA110にも搭載している300psの1.8L直列4気筒ターボを搭載。6速MT車で400Nm、6速DCT(ECD)車で420Nmを引き出す最大トルクも変わらない。