内外装の仕様を変更。快適装備も充実
スズキは、コンパクトカーの「イグニス」を一部仕様変更。SUVテイストを強めた新グレードの「ハイブリッドMF」を設定し、2月4日より発売を開始した。消費税込みの車両本体価格は、従来からのグレードが1,522,400円~1,925,000円。新グレードのハイブリッドMFは、2WDが1,839,200円で4WDは1,975,600円。目標販売台数(月間)は1,500台とされた。
今回の仕様変更では、力強い印象のエクステリアへの意匠変更と内装の一部配色変更を実施。加えて夜間乗降時に一定時間周囲を照らすガイドミーライト機能付きオートライトシステムの採用など、快適装備が充実している。
また、専用フロントバンパーとリヤバンパー、ルーフレールや防汚タイプラゲッジフロアなどを採用。アクティブに行動するユーザーへ向けた新グレードのハイブリッドMFを設定している。
おもな特長
従来グレードのエクステリアは5スロットをモチーフとした新意匠のフロントグリル、ボディと同色の新意匠リヤバンパーを採用。インテリアはシート表皮やメーター盤面の意匠を変更したほか、センターコンソールやインサイドドアグリップのアクセントカラーに新色のブルーとガンメタリックを設定(ハイブリッドMGはブラック内装)している。
ハイブリッドMFは、エクステリアに新意匠フロントグリル、スキッドプレート調デザインの専用フロントバンパーと一部シルバー塗装を施したリヤバンパー、ルーフレール、フェンダーアーチモール、サイドアンダーモールを採用。SUVテイストを強めたエクステリアに仕上げられた。
インテリアは、メーター盤面の意匠変更に加えタフで高級感のあるレザー調シート表皮を採用したほか、アクセントカラーにカーキとガンメタリックの2色を設定している。また、ボディカラーには新色のタフカーキパールメタリックを加え、ブラック2トーンルーフを含めた全16パターンを設定。さらに汚れをふき取りやすい防汚タイプラゲッジフロア(リヤシートバック背面、スライドラゲッジボード)を採用している。
装備面では、夜間の降車後にヘッドランプが一定時間点灯し周囲を照らすほか、乗車前に携帯リモコンにより遠隔でドアロックを解除した場合も、自動でヘッドランプが点灯するガイドミーライト機能を採用したオートライトシステムを全車に標準装備(スズキ国内初)。また、助手席シートヒーターが全車に標準装備(4WD車は従来より標準装備)されたほか、助手席シートサイドポケットも採用(ハイブリッド MGを除く)されている。