霧島連峰をバックにした雲海を一年を通じて楽しめる
北の国見山脈と南の霧島連峰にはさまれた宮崎県えびの市は、1年を通じて雨上がりの早朝などに雲海が発生しやすい土地。国道221号のえびのループ橋からは霧島連峰をバックにした雲海を眺めることができる。
75mの高低差を一気にクリアするため、6本の橋と3本のトンネルで構成されるえびのループ橋。そのひとつが霧の大橋で、橋の上からは好展望が広がる。
北の熊本方面から国道221号を南下していくと、県境の加久藤トンネルを抜けた先にループの一部をなす、その名もずばりの「雲海トンネル」があり、そこをくぐり抜けた谷に架かっているのが「霧の大橋」。眺めはこのあたりが最も良く、眼下にえびの市街が一望となる。
アクセスガイド
えびのICまでは熊本ICから約1時間20分、宮崎ICから約1時間、鹿児島ICからは約50分の道のり。インターチェンジからループ橋までは約5km/10分ほどで行くことができる。
Data【Spot 89 雲海トンネル】
雲海遭遇率 ★★
雲海の季節 通年
◎所在地/宮崎県えびの市
◎ルート/国道221号
◎最高地点/標高約490m
◎冬季閉鎖/なし
観光情報
宮崎県えびの市観光協会 TEL 0984-35-3838
文:佐々木 節/撮影:平島 格