真っ赤なボディが目を引くガレージリープのJB74
赤くペイントされたボディが鮮烈な印象を放つガレージリープのJB74。オーナーは女性で、無骨でありながらも、かわいらしさも求めたということだが、そのオーダー通り、まるでおもちゃのクルマのような雰囲気さえも感じさせる1台に仕上がっている。
エクステリアで特徴的なのは、やはりそのカラーリングだろう。レッドでオールペンしつつ、フェンダーも同色で塗装。その上で、ルーフやグリルにホワイトをあしらうことでポップなイメージを作り上げた。アウトドアレジャーで使用することも多いということで大型のルーフキャリアを装備しており、背面タイヤはオリジナルのタイヤカバーでドレスアップする。
ホイールは、スチールホイール風のデザインを取り入れたMIDのガルシアシスコを採用。エキゾーストは自社製の2本出しのハイクリアランスタイプで、出口はバンパー部に設けられた穴に仕込まれている。
足まわりにはオリジナルの4インチRSパッケージを投入し、14段調整式ダンパー(4×4エンジニアリング)を組み合わせる。タイヤサイズは235/85として迫力を演出しているが、フロントタイヤがバンパーと接触してしまうため、自社製のアームでホイールベースを調整。もちろん前後ラテラルロッド、調整式ショックブラケット等によってキッチリと補正を行っているので、操安性は高いレベルで確保される。
インテリアにも自社製パーツを導入する。シートカバーはパイピング付きのブラックで、旧車然とした雰囲気を強調。リアのカーゴスペースには、ジムニーのフロントマスクをイメージしたグラフィックをあしらったラゲッジマットトレーを敷いており、汚れ物でも気軽に積載することができるようになった。