特集

新型ジムニーのワイルドさとかわいらしさを絶妙なバランスでミックスするガレージリープのJB74【ジムニー天国2020】

真っ赤なボディが目を引くガレージリープのJB74

赤くペイントされたボディが鮮烈な印象を放つガレージリープのJB74。オーナーは女性で、無骨でありながらも、かわいらしさも求めたということだが、そのオーダー通り、まるでおもちゃのクルマのような雰囲気さえも感じさせる1台に仕上がっている。

エクステリアで特徴的なのは、やはりそのカラーリングだろう。レッドでオールペンしつつ、フェンダーも同色で塗装。その上で、ルーフやグリルにホワイトをあしらうことでポップなイメージを作り上げた。アウトドアレジャーで使用することも多いということで大型のルーフキャリアを装備しており、背面タイヤはオリジナルのタイヤカバーでドレスアップする。

キャンプアイテムや焚火をイメージしたグラフィックをデザインしたオリジナルタイヤカバー。

ブラックのシートカバーには、ホワイトのパイピングがあしらわれており、クラシカルな印象に。

ホイールは、スチールホイール風のデザインを取り入れたMIDのガルシアシスコを採用。エキゾーストは自社製の2本出しのハイクリアランスタイプで、出口はバンパー部に設けられた穴に仕込まれている。

足まわりは同店オリジナルの4インチRSパッケージを採用。アーム長の調整でホイールトラベルを確保。

ショックは14段調整式となっており、好みの乗り心地に設定できる。ラテラルロッドもオリジナル。

足まわりにはオリジナルの4インチRSパッケージを投入し、14段調整式ダンパー(4×4エンジニアリング)を組み合わせる。タイヤサイズは235/85として迫力を演出しているが、フロントタイヤがバンパーと接触してしまうため、自社製のアームでホイールベースを調整。もちろん前後ラテラルロッド、調整式ショックブラケット等によってキッチリと補正を行っているので、操安性は高いレベルで確保される。

ナンバーの脇から2本出しのマフラーが顔をのぞかせる。迫力を演出し、最低地上高もアップ。

インテリアにも自社製パーツを導入する。シートカバーはパイピング付きのブラックで、旧車然とした雰囲気を強調。リアのカーゴスペースには、ジムニーのフロントマスクをイメージしたグラフィックをあしらったラゲッジマットトレーを敷いており、汚れ物でも気軽に積載することができるようになった。

オリジナルのラゲッジトレイ。ジムニーのマスクやタイヤ痕をあしらったデザインを採用。

テストドライバー:那須一博 ジムニー天国2020より転載
CARSMEET web編集部

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