キャンピングカーでの宿泊をしやすくする環境を整備。タイムズの「B」を活用
駐車場ビジネスを展開するタイムズ24と、キャンピングカー関連団体である日本RV協会が提携し、キャンピングカーオーナー向けのサービスを開始する。国内で11万といわれるキャンピングカーオーナーは、レジャーの多様化により今後も増える可能性があり、そうなると出先での駐車場所問題が持ち上がってくる可能性がある。道の駅などではキャンピングカーでの宿泊を断る施設も増えてきているが、一方でRV協会は駐車可能な「RVパーク」と呼ばれる契約施設を積極的に増やすなど、キャンピングカーでの旅がしやすくなるように周辺状況の整備に努めてきた。
そんなニーズにこたえる形で、タイムズ24が予約制駐車場仲介システムであるタイムズの「B」の機能を提供。キャンピングカーオーナーは会員となることでパソコンやスマートフォンから「B」の予約が可能になるとともに、目的地での駐車場所確保を済ませて旅に出ることができる。一方の駐車場所提供者も自分の持つ空きスペースを有効に活用でき、また従来のRVパーク運営者も「B」に登録することで、WEBを通じて予約を受けるとともに決済まで完結でき、負担を減らすことができる。
空き駐車スペースを持つ地方の企業などにとっても利便性がありそうなこのシステム。キャンピングカー需要が増えていくなかで、新たなビジネスとして注目される可能性は高い。