「ノー・タイム・トゥ・ダイ」が最後と噂される、ジェームズ・ボンドを演じるダニエル・クレイグは、ホンモノのアストン・マーティン・ファンとしても有名。本作に登場するDBSスーパーレッジェーラがあまり活躍しないと知ると、「もっとこんな演出にしたらどうか? 」と自ら監督に提案したこともあったという。“新007”として出演する女優のラシャーナ・リンチがDBSスーパーレッジェーラを操るシーンが挿入されたのは、もしかしたらクレイグの提案がきっかけだったのかもしれない。 ル・ボラン2020年4月号より転載 記事にもどる