カーエレクトロニクス

ケンウッドの彩速ナビに230車種以上に適合の9型大画面モデルが登場【2020最新カーエレ】

彩速ナビ【TYPE M】がモデルチェンジ

ケンウッドは彩速ナビの最上級シリーズとなる「TYPE M」をモデルチェンジした。

彩速ナビ2020年モデルは9型ディスプレイ搭載モデル、7型ディスプレイ搭載モデルをぞれぞれ2機種用意。基本機能は共通だ。

ラインアップされるのは4機種で、9型ディスプレイ搭載モデルが、2DINサイズボディにフローティング型モニターを組み合わせた「MDV-M907HDF」、トヨタ純正9型ナビ対応車用のインダッシュ型「MDV-M907HDL」。そして7型ディスプレイ搭載モデルが、200mmワイドサイズボディの「MDV-M807HDW」と2DINサイズボディの「MDV-M807HD」となる。

MDV-M907HDF

この中でも話題となるのが「MDV-M907HDF」だ。モニターが浮き上がっているように見えるフローティングスタイルは9型という大画面を実現しながらも、2DINまたは200mmワイド規格のオーディオ取り付けスペースを持つ230車種以上への装着が可能。これまでスペースの都合で大画面ナビが選べなかった車種にも広く対応できる。詳しい適合車種については同社のウェブサイトを確認してほしい。

2DINサイズボディに9型フローティングモニターを組み合わせたMDV-M907HDF。大画面モデルながら230車種以上のクルマに適合。

ルックスは写真を見ての通り高級感にあふれ洗練されたイメージ。フロントパネルはフルフラットで静電式タッチキーを右側に一列に配置。液晶は一般的なWVGAパネルより2.4倍も高精細なHDパネルを採用し、地図もAVソースも美しく表示する。

■MDV-M907HDFは230車種以上に適合する(装着例)

ナビ機能はこれまでの彩速ナビと同様、ジェットレスポンスエンジンⅢやS3フォーマットなどの技術によって業界トップクラスのハイレスポンスを達成。さらに独自のインターフェイスであるオーガニックGUIによって多機能を思いのままにコントロールできる。もちろん情報を読み取りやすい地図表示やわかりやすいルートガイドなど、基本機能もしっかりと押さえられている。

MDV-M907HDL

MDV-M907HDLは9型モニターを搭載したインダッシュ型でハイグレードなデザインも魅力。トヨタ純正9型ナビ対応車種に適合する。

エンタメ性能についてはハイレゾ音源(192kHz/24bit)や高音質フォーマット「MQA(Master Quality Authenticated)」に対応するとともにK2テクノロジーをはじめとしたサウンドコントロール機能を数多く搭載。ハイエンドカーオーディオに迫る高品位なサウンドを味わうことができる。

MDV-M807HDW

200mmワイドサイズボディに7型モニターを搭載。トヨタ車、日産車、ダイハツ車などに適合する。フルフラットパネル採用。

MDV-M807HD

2DINサイズボディに7型モニターを搭載し、現行車に限らず幅広い車種に適合する(車種によっては別売取付キットが必要)。

このほかケンウッドが推し進めている「スマート連携」機能の充実も見どころ。オプションには高精細なHDパネルを活かす2カメラ型ドライブレコーダーやリアビューカメラ、リアモニターなどをラインアップ。さらに最新情報を活用して快適なドライブができる高度化光ビーコン対応ETC2.0車載器や、高音質を極められるハイレゾ対応スピーカーなども用意している。

JVCケンウッド https://www.kenwood.com/jp/

リポート:浜先秀彰 H.Hamasaki (CHAPTER ONE)
LE VOLANT web編集部

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