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ピュアEV仕様も! 「シトロエンC4」がクーペSUVに大胆チェンジ

個性的なデザインと高水準の快適性を武器に、激戦区のCセグメントに切り込む

6月16日、グループPSAはシトロエンのCセグメントモデル「C4」の新型を発表すると予告し、6月30日の詳細発表に先駆けて新型の概要を公表した。

シトロエンは2017年に「C3エアクロスSUV」や「C5エアクロス」を発売して以来、それぞれ30万台、20万台を販売するなど、好調なセールスを記録している。これらのSUV攻勢に続くプロダクト戦略として同社が次に注力するのが、コンパクトハッチバックモデルの「C4」だ。

欧州では2019年の乗用車販売で、約28%を占める重要なセグメント。この市場にシトロエンは新型C4でシェア拡大を目指す。その大きな武器となるのが、ガソリン、ディーゼル、そして「ë-C4」と名付けられるピュアEVから選べるパワートレインのバリエーションと、新しいデザインコンセプトによる独創的なデザインだ。

新型C4およびë-C4のスタイリングはクーペスタイルのSUVを採用。新世代のシトロエンデザインにより、独創性の高さを感じさせるルックスに仕上げられた。なお、エクステリアデザインは、個性的なキャラクターと同時に空力にも配慮されたもので、この新型C4シリーズでシトロエンの新しいスタイルが表現されているとのことだ。

さらに新型C4シリーズでは、「シトロエン・アドバンスド・コンフォート・プログラム」として、プログレッシブ油圧クッション付きのサスペンションシステムや、アドバンスド・コンフォートシートの採用のより、滑らかなドライブフィールやさらなる快適性を追求している。落ち着きのある明るいインテリアも、乗員にとって心地のいい空間となるようデザインされたという。

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