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全ステージで安定した走りを発揮! ひたすら快適なJB23-10型の競技スペック仕様【ジムニー天国2020】

乗り心地を犠牲にすることなくオン/オフロードでの高性能を両立

JB23-10型は、約20年にわたってマイナーチェンジを重ねてきただけあって非常に完成度が高い。ウインズワークスはそんな10型をベースにカスタム&チューニング。エクステリアは、前後バンパーに加えてボンネットとバックドアパネルもFRP製に交換。大幅な軽量化を実現しているのがポイントだ。

メーターカウルはダッシュボードにジャストフィット。水温計と油圧計を左右にバランスよく装着できる。

それを大きく引き立てるのが、4×4エンジニアリングのカントリーサスペンション65mmにFOXショックアブソーバー。リザーバータンク別体式を組み合わせたサスペンションだ。

純正ホーンは音がショボイのでHELLAシャープツイントーンホーンキットに交換。安全性向上に繋がる。

FOXショックアブソーバーがピッチング、ヨーイング、ローリングをビシッと抑えて剛性感のある走りを実現。ノーマルなら完全にアンダーステアとなるコーナーも、アクセルを踏み込んでスムーズに走り抜けられる。ワインディングを攻めたくなるセッティングだ。

定番のオイルキャッチタンクとスロットルチャンバー&ビッグインテークパイプ、アーシングでファインチューン。

だからといって乗り心地が固いのではない。生卵を落としても割れない素材があるが、まさにその感覚。激しい衝撃を受けてもFOXが減衰して、ボディへのダメージを低減する。ダートもそこそこのギャップならアクセルを踏み込んで行けばOK! 踏ん張りが効くからキャンバーでは安定した姿勢を保つので精神的にも安心して走行できる。

FRP製バックドアにポリカのガラスで軽量化! 強力なオリジナルの牽引フックも装備!

モーグル地形でもボディの傾きを安定させつつ、路面にしっかりとトラクションを掛けるから、ドライバーはドラテクが向上したかのように思えるだろう。

65mmのリフトアップは、カントリーサスとFOXショックの組み合わせで各部の補正も完璧だ。

基本性能の高いカントリーサスにFOXショックを組み合せることで、乗り心地を犠牲にすることなくオン/オフロードでの高性能を見事にバランスさせている。FOXショックアブソーバーは高性能だが、すべてはセッティング次第。つまり、チューナーの技術力の証明となるのだ。

ロングセラーを誇るブラッドレーVエボリューションホイール。非常にタフな作りがセールスポイントだ。

テストドライバー:内田 靖 ジムニー天国2020より転載
CARSMEET web編集部

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