1965年、200番台プジョーとしては5年ぶりのニューモデル「204」がデビュー。車格は再び小型大衆車クラスになった。プジョー初の前輪駆動車だった。204は同社初の横置きエンジンのFF車でもあったが、現在のモデルと違うのは、エンジンとトランスミッションを横一列に並べる、いわゆる「ジアコーザ式」ではなく、エンジンの下にトランスミッションを抱える方式だったことで、これもADO15・16に準じていた。 フォト=プジョー、遠藤イヅル 記事にもどる