スクープ

【スクープ】自動運転用センサーが多数? 次期「BMW7シリーズ」のEV版、「i7」をキャッチ!

650㎰のハイパワーと400マイルの航続距離を引っさげて2022年にデビューか?

現在、BMWはフラッグシップセダンの次期「7シリーズ」を開発中。今回はそのピュアEV版となる「i7」のプロトタイプがカメラに捉えられた。

これまでキャッチされてきた次期7シリーズの開発車両は、現行モデルのボディをまとった暫定的なテストミュールだった。しかし、今回の開発車両は間違いなくプロダクションモデルの試作車。その外観は、より尖ったシャークノーズや新デザインのドアハンドルが確認できるほか、ヘッドライトはこれまでより下へ移動しているように見える。また、タイヤに至ってはSUVのような245/50R19サイズのミシュランパイロットスポーツを履いていた。しかし、ボディ全体をカバーするカモフラージュからも明らかなように市販モデルのデザインがこの通りになるかは断定はできない。

その一方、次期7シリーズの全容を示唆する手がかりもある。今回現れた開発車両には、BMWが隠すことのできなかった複数のセンサーユニットが確認できる。グリルの真上、シャークフィンアンテナ、各フロントフェンダーに1つずつ設置されており、これは進化した自動運転技術が提供されることを意味している。

搭載されるパワーユニットについてはガソリン、ディーゼル、プラグインハイブリッド、そしてフルエレクトリックという4つのバリエーションをラインアップ。BMWでは、これを「パワー・オブ・チョイス」と呼んでいる。また、すでに2017年には「ラグジュアリークラス」に総電力量90kWh、または120kWhのバッテリーパックを搭載することを公表。これらがi7に搭載されるはずだ。ウワサによれば、i7の最高出力はBMWの量産モデルでは最強クラスの650psを発揮。航続距離は最大で400マイル(644km)に達するという。このピュアEVの次期7シリーズは、2022年にワールドプレミアとなる模様だ。

 

LE VOLANT web編集部

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