インテリジェントクリアランスソナーなどの安全装備も充実
トヨタはSUVモデルの「RAV4」を一部改良。全国のトヨタ車両販売店を通じ、8月7日に発売を開始した。消費税込みの車両本体価格は、2,743,000円～4,029,000円。
今回の改良では、スマートフォンとの連携が可能なディスプレイオーディオ（以下、DA）を全車に標準装備。DCM（車載通信機）とあわせ、コネクティッドカーとして便利で快適なカーライフを提供することが可能となる。
DAは、スマート・デバイス・リンク対応のスマホアプリ（TCスマホナビや音楽・ラジオのアプリなど）やApple CarPlay、Android Autoのマップ、電話、メッセージ、音楽アプリをDA上で操作・利用できる。また、運転中もハンズフリー通話や音声による機能操作で、安心して使うことができる。
また、安全機能においては駐車場などでのアクセルとブレーキの踏み間違いやアクセルの踏み過ぎなどで起こる衝突被害の軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー［パーキングサポートブレーキ（静止物）］を全車に標準装備。さらに車両を上から見下ろしたような車両全周囲の映像をDAに表示、後方視界や目視しにくい周囲の安全確認をサポートするパノラミックビューモニターを設定するなど、装備も充実させている。
なお、RAV4は2019年度の自動車の安全性能を試験・評価する自動車アセスメントJNCAPにおいて高い安全性能が認められ、最高ランクである「予防安全性能評価ASV+++」および「衝突安全性能評価ファイブスター賞」を受賞。今回、DAに加えてインテリジェントクリアランスソナーの全車標準化といったRAV4の積極的な装備の拡充を図ることで、トヨタは「安全・安心」、「快適・便利」なクルマのさらなる普及を目指すという。
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