発売を記念して9月16日にオンラインイベント「GR YARIS ONLINE FES」開催
9月4日、トヨタは新型コンパクトスポーモデル「GRヤリス」を発売した。
●「GRヤリス」モデルラインアップ
〈1.5ℓ直列3気筒エンジン/CVT/FF〉
・RS:2,650,000円
〈1.6ℓ直列3気筒ターボエンジン/6速MT/GR FOUR(4WD)〉
・RC(競技ベース仕様):3,300,000円
・RZ:3,960,000円
・RZ“ハイパフォーマンス”:4,560,000円
※価格は消費税込み
「GRヤリス」は、TOYOTA GAZOO Racing WRT(World Rally Team)に学んだ「WRCで競争力あるクルマづくり」や、開発初期からの社外プロドライバーによる評価によって、世界のあらゆる道でも思いどおりに操れ「誰もが安心して意のままに運転できる」クルマとして誕生。マスタードライバーであるモリゾウ(豊田章男社長)の「トヨタのスポーツカーを取り戻したい」という想いのもと、「モータースポーツ用の車両を市販化する」という逆転の発想で開発したトヨタ自動車初となるモデルである。
GRヤリスには、空力・軽量・高剛性を追求した車両パッケージを導入したほか、272ps/370mを発揮する1.6L直列3気筒ターボエンジン「G16E-GTS」や、スポーツ4WDシステム「GR-FOUR」といった新開発のコンポーネントを採用。高水準のパフォーマンスを追求しているのが特徴だ。
GRヤリス RZ
GRヤリス RS
モデルバリーエションは、ベースモデルの「RZ」、競技ベース用の「RC」に加えて、120ps/145Nmを発する1.5L直列3気筒エンジン「M15A-FKS」を積む前輪駆動仕様の「RS」を設定。3つの個性あるモデルで構成されている。
GRヤリス RZ“ハイパフォーマンス”
RZにはさらに、より限界性能を高めた「RZ“ハイパフォーマンス”」を設定。1.6Lターボエンジンには冷却スプレー機能付き空冷インタークーラーを組み合わせるほか、前後ディファレンシャルにトルセンLSDを搭載。さらにBBS製鍛造アルミホイールやミシュランのパイロットスポーツ4Sラジアルタイヤを標準装備する。
GRヤリスは、数々のスポーツモデルを生産してきた元町工場に、専用ライン“GR FACTORY”を新設し、「匠」の技能を有する従業員が開発で目指した性能を造り込む。
なお、TOYOTA Gazoo RacingではGRヤリスの発売を記念して、9月16日の19:30より、ファンに向けてGRヤリスの雄姿を披露するオンラインイベント「GR YARIS ONLINE FES」を開催。イベントでは、GRヤリスの開発に込めた想いや開発ヒストリー、さらに“GR FACTORY”についても紹介。そのほか、モリゾウこと豊田章男社長が運転するGRヤリスの走りを、VRで同乗体験できる機会が用意されているとのこと。
●GRヤリス発売記念オンラインイベント「GR YARIS ONLINE FES」開催概要
・日時:2020年9月16日/19:30〜21:00(予定)
・配信:TOYOTA Gazoo Racing公式YouTubeチャンネル
・構成:第一部 ファンイベント(19:30〜20:05)/第二部 GRヤリス オンラインQ&A(20:15〜21:00)
※イベントの詳細についてはTOYOYA Gazoo Racing公式Webサイトで随時公開