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マクラーレンとガルフの提携が復活

F1とロードゴーイングカー双方の分野で提携。ガルフカラーのオーダーも可能に

英国のスポーツカーメーカーであるマクラーレンと、米国のオイルメーカーであるガルフ・インターナショナルの提携が復活。マクラーレンのF1マシンML35にガルフのロゴがあしらわれるとともに、2021年からはマクラーレンのロードゴーイングカーにもガルフ製のオイルが充填されることになるという。

マクラーレンのF1マシンにガルフのロゴがあしらわれるとともに、2021年からはマクラーレンのロードゴーイングカーにもガルフ製のオイルが充填される。

両社の提携の歴史は古く、1968年からF1と米国カンナムシリーズではガルフカラーのマシンが活躍。当時はポルシェも917Kを水色とオレンジのガルフカラーで走らせていたのでその印象が強いが、1990年代には再びマクラーレンとのタッグが復活。ややカラーリングは変わったが、ル・マン24時間をはじめ鈴鹿1000kmなどにもガルフのロゴマークであるオレンジディスクをまとったマクラーレンF1GTRが参戦していた。
今回の提携では720など市販のマクラーレン・ロードゴーイングカーをマクラーレン・スペシャルオペレーションズ(MSO)の手でガルフカラーにペイントすることもでき、往年の名マシンと同じカラーで公道を走ることもできるという。ちょっと前にP1や657LTのガルフカラー仕様を少数ながら受注して世に出していたMSOだが、今回はより多くの台数が世に出る可能性は高い。日本上陸も十分にあり得るだろうし、その姿を路上で拝める日もそう遠くはなさそうだ。

ルボラン2020年10月号より転載
田畑修

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